たった1ミリで健康にも人生にも?
「あれ、自己啓発系の本が何でココに?」とハッと目に留まったのがこの本。
~超一流の人の「健康」の極意~
順天堂大学医学部教授 小林弘幸著

現役バリバリの外科医 ドクターであり、自律神経研究の第一人者である著者の切り口が
「自律神経を整えること」
「心と体の健康」 を軸として、たくさんの成功者や超一流と呼ばれる人たちの共通項を 項目ごとに分かりやすく書かれていて、健康も人間力までも根っこは同じなんだと気づかされました
特に超一流になるスタートは、たった1ミリ意識を向け変えること ???
どんな小さなことだとしても、「今」から意識して行動を1ミリ変えたとして
1日、1か月、1年、10年後…
変化しはじめた時から比べたら、途方もないくらい差がつきますよね!
ただし1ミリ下に角度がついた 手を抜いた 楽をしたとしたら…
書かれていることについて説明するってのはヤボなのでこの辺で^^
そして、あとがきを読んで納得しました。
この本からビシビシ伝わる著者の 通り一遍でない熱いメッセージ 伝えたい想いが。
この本 超一流の人の「健康」の極意 は当初の予定より3か月遅れての出版になったそうです
出版社の製作部の部長との出会いは 医師として最悪のもので早速診察を。
その検査結果は最悪の「胆管ガン」。 余命は3か月で手遅れだったそうです
そして1か月後に、この部長から最初で最後の手紙が。
不安や恐怖、痛みがある中で書いた手紙は大変で相当苦しかったはず。
「新しい本ができた時に、その本を開いた時の香りがたまらなく好きなんです」
と話した部長の言葉を思い出し、人生を本の出版にかけた部長さんの想いが著者に深く沁みたそうです
様々な環境の中で、何かをつかもうと私の本を読んで下さる方がいる!
いろいろな思いを持って私の本を手に取られた方のお役にたちたい。
「自分は、この方の思いにこたえられているだろうか?」
「この本は、読んでくださる方の思いにこたえられているだろうか?」
もう一度、1ミリ先の完成を求めようと、すべてを自分なりのベスト 最高の本にしあげるべく再考したのがこの本。
現役バリバリのドクターなら、超多忙なのは想像できますよね。それなのに。
ようやく、あの方の笑顔が見られるような本に仕上がった 今、意識して1ミリでも前に一歩を踏み出すことができたなら、あなたは「超一流」。
そして今の日本が少しでも元気になってくれればうれしい
それこそが出版に命を懸けていたあの方の目指しておられたことでもある
この春先に、とても素晴らしい名著に出合えて本当に感謝です
毎日 今 その瞬間瞬間を丁寧に手を抜かず 大切に そして熱く生きてこそ、はるか先にある超一流が見えるかな!と感じた良い1冊なのでぜひ手に取ってみて欲しい1冊です