足は「あなた」そのものを表しています。
「何で(内臓など)弱ってるのが足裏で分かるの?こわいくらいすごい!」
などの声をよくいただくことが多いです。
こんな小さな足裏の面積で、1日歩くと計何トンもの負担がかかるそう。
これには人体の素晴らしさと偉大さを常々感じるだけです。
みなさんの足を触れさせていただく僕ですが、特別で秘めた能力があるわけではありませんから。
僕も10年前に、足もみの「官足法」の本を初めて読んだときには
漫才師のこだまひびき的に「そんなわけないやろ~」とつぶやいたかも…
とにかく半信半疑でしたね。
ですがその方のその瞬間の体調が、足にメッセージなりお知らせとして出るという事実。もうご存知の方も多いでしょう。
特に僕のブログを見ている方でしたら(笑)
ただ、今日は見方を変えて、足の構造の素晴らしさと反射区についての話しをしますね。
まず土踏まずの部分は、食道や胃、すい臓、十二指腸など消化器系につながる反射区。
足にアーチがある構造のおかげで、直接地面に触れないように設計させています。
何が言いたいのかと言いますと、食事を食べ終わった後でも歩く事ってありますよね。大昔も今も変わらずに。
そこで土踏まず部分の消化器系につながる反射区が地面に接して刺激があったなら‥
↓
消化中は胃などに血液が集まるべきなのに、血行が良くなって全身に巡ってしまいますね。
もう一つ、首について。
首は体にとって大切な神経やリンパ管、頸動脈などデリケートな部分です。
そこで足の反射区は…親指の付け根、人差し指側にあります。親指と人差し指の間に守られて、外部からの刺激を受けにくい場所に配慮された位置に。
ですが現代人は靴に守られ過ぎて、首コリをお持ちの方ってほぼ100%だと思います。
でもちょっと待ってくださいね。。。
昔の日本人は素晴らしい文化を残してくれています。
それは「わらじ」や草履、雪駄など鼻緒のついた履物。
この鼻緒がちょうど「首」の反射区を程よく刺激してくれて、首周りの流れを間接的にですが良くしてくれています
しかも足の指を使いながら歩くので、今の時代より足のむくみ症もあまりいなかったのでは。
草履歩きは体幹も無意識に鍛えられますし。
他の反射区にもそれぞれのストーリーが沢山あるんですよ。ですがそれはまたの機会に。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。