自然療法の師~東城百合子先生②~
~前回の続き~
緊張の「大腸カメラ」当日。緊張したせいか、ニフレックという下剤がなかなか喉を通らず。今日の検査結果次第では…なんて弱気と不安が心の奥から聞こえてきそうな中、いよいよ検査室へ。
そしたら奇跡的に
「おぉー!炎症と潰瘍がほぼ消えているよ!これなら小腸と大腸をつなぎなおす再手術が出来そうだね!外科の先生に伝えておくからね!」との夢のお言葉!!!
やっぱり生活の中で工夫はしたけど、人工肛門(ストマ)は接着面はかゆかったし不便なことが多かったです。
それでもこれだけ医学が発達してなかったら死んでたと思うと…本当に感謝です。
そしていよいよ再手術。6時間以上もかかりましたが、無事成功!腸は結局3mほど切ったことになりました。
切られた腸さん今までありがとう!
麻酔から目が覚めたときは、3、4人の人がみんなで忙しそうに私のおなかを何やらせわしく処置しているんで、
「あーこりゃ手術が失敗して腸がなくなったんだ!」
と思い涙があふれたのを覚えてます。結局勘違いで、おなかを消毒してただけだったようで…
そしたら手術後3日目。あの震災が直撃。
病室のベットもかなり揺れて、暴れ馬の上に乗った時のような感覚で、1mくらいベットがずれたのを覚えてます。
家族とも連絡がつかず不安な中で、
「また余震がくるかもしれないから避難だ!」点滴棒を支えに病院の1階まで避難したっけ。
それでも家族もみんな無事で、妻が一人で部屋の片づけやら子供たちの世話をみてくれたことは感謝以外にありません。
当然ですが、私の入院生活は単身赴任みたいな状態でいくことに。
そして術後の経過も良く、12日ほど断食?絶食した後にゆ・め・にまで見た重湯が私のベットまで運ばれて…
「待ってました!」
もう入院生活も何度も経験しているし、この断食明けの感動は言葉では言い表せませんが、この時もやっぱり
「うまい!」 。感動して涙が滲みました。

絶食明けの感動!3分粥

入院中、毎朝元気をもらってた朝日。入院仲間と朝の団欒が楽しかった◎
その後もまずまず順調に回復して、美人の看護師さんたちに囲まれた生活ともお別れの退院が。
~次回③に続く~