タダで誰でも出来る -冷え- 改善!5つの方法
足もみ士の「たけ」です。
平熱が低い女性がますます増えているようです。
聞くと35℃台前半!がふつうだとか。
体温が低いと、体にとっていいことはなく、いろいろと影響が出るのは周知の事実ですね
間もなく来る夏本番に向けて、エアコンやクーラー、冷たい飲み物が「冷え」には大敵!
腸から大切な体温をぐっと奪うんですから。
台湾の師匠は、真夏の汗だくな日でさえも、さ湯(体温くらいのお湯)しか飲まなくて
「夏らしく汗をしっかりかいた方がかえってバテないし、気持ちいいんだよ。」と言っていました
た・たしかに…
冷え性でもっとも多い症状は、なんといっても【手足】と【腰】の冷え。
その辛さは経験した人でなければ分からないもの…
以前、僕が足もみをした40代の女性は、実に涙ぐましい「冷え取り」の努力をしていました。
彼女は冷え性の影響で夜眠れないため、お布団に入る前にシルクや綿の靴下を何枚も重ね履きし、腹巻をして電気毛布にくるまるそうです
しかし、まだこれでも不十分だったようで、湯たんぽまで持ち込んだとのこと。
聞いてるだけでこちらの汗が吹き出そうな重装備ですけど、このくらいしないことには足腰が冷え切って、ゆっくり眠れないというのです。
昔、冷えてた僕の足も含めて、冷え性の方は例外なく足の小指が固く、中にはコチコチに固まってしまい、まったく動かない人もいるのです。
あなたはだいじょうぶですか?
まず冷え取りの準備段階は、固くなっている足指(冷え症の人は小指を念入りに)
を回してよくもみほぐすことからはじめましょう。
冷え性のせいでカチカチに固くなった小指を柔らかくするのは、続ける根気がいると思います
お風呂に入りながら、または風呂上がりにもむのが、最もほぐれやすいですよ。
そして
「冷えに勝つぞ!」
と自分と約束し、躾けて、毎日もみ続けてみてはいかがですか。
とにかく、今からでもすぐ出来る!
〜冷えよさらば!足つぼと反射区〜 をお教えします
反射区は
・腎臓 ・膀胱
ツボは
「至陰」と「血海」、小指の根っこ、指腹など全体を柔らかくなるまでもみほぐすこと。


【写真左:腎臓、右:膀胱】
・親指の先や人差し指の第二関節の固い部分、もしくはツボ押し棒を使って、息をふっーーと吐きながら3~5秒押しを3、4回ほど
イタすぎない位のチカラ加減で押してくださいね。
【腎臓の反射区 -湧泉のつぼ- 】
・冷え性は腎経のエネルギー代謝が不十分なために冷えるケースが多く、腎経の出発点である湧泉、腎臓の反射区をしっかり刺激してあげましょう


【写真左:血海】 【右:冷えの反射区】
・血海 -けっかい- と読み、血が海のごとく溜まるところ。
手のひらの付け根で回すように圧をかけてほぐしてください
循環の落ちてる人は、結構痛いです(笑)
血の巡りが上がってくれば、気持ち良く押せるようになりますよ。
・小指の根本は、こするようにコリを揉みつぶしてください
肩こりや耳なりなどにも効果が高い反射区です

小指の爪(外側)の付け根のツボは【至陰】。
【至陰】は、経絡の(膀胱系)と繋がっていて、水分の排泄が高まるとともに抹消の毛細血管も拡がるので
そこを、親指と人差し指の横でつまむように
・息を吐きながら4秒押す
・離してひと呼吸
押して→離して
を3〜5セット、朝と夜の2回くらいを目安にどうぞ。
これら紹介した部分や、ふくらはぎ、そ蹊部をヘアドライヤーで熱すぎない程度にぶわーっと温めるも手軽で良いですし、こんにゃく湿布で腎臓や丹田、下腹部を温めるのも効果が高い温熱療法です。
※熱すぎないよう注意すること!
・足湯も全身が温まってオススメです
・足指をすっと伸ばして回して〜ひろのば体操→★
そして、世界で一番簡単な健康法をなぜかみんなやらないんです
・深い呼吸を意識したことありますか?
やり方は、非常に簡単
丹田を意識してください
鼻から大きく息を吸って、ゆっくりと息を吐く。 吐き切る。
たったこれだけです。
病ヨガの発祥地〜インド〜ではあたり前で、病気にいいのは勿論、体中の細胞から元気になって若返るのですから。
今日は、〜冷え〜を吹き飛ばせ!
をテーマに、無料(タダ)でできる足裏のツボ押し法を、タダでお伝えしました(笑)。