IBD市民講座in郡山に参加して
足もみ士の「たけ」です。
今朝、長男くんとお寺で坐禅をしてきました。
背筋が伸びて、身も心も穏やかに静まりますね!
僕は集中力が足りず、住職から背中をピシッと叩いていただきました(苦笑)。
息子のほうは叩かれず、集中できてたようですごい!
坐禅。良いですよ。
そして午後は、IBD市民公開講座があるので、ビッグパレットふくしまへ。
この市民講座、主催は「IBDふくしま患者会」と製薬会社さんが中心となって実現したもの。
腸炎症性疾患に詳しい、現役バリバリの(表現が古くてヤンキーっぽくてすみません…汗) ドクターや現場の看護師長さん、計6名が中心となっての公開講座で、会場は、見た限りで70~80名ほどは参加していたようです
感じたのは、50~70代と思われる、ご高齢の方が多くいらっしゃっていたこと。
患者の親なのかな?

IBDとは、、
炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease(IBD))とは、腸の粘膜に炎症や潰瘍を生じる原因不明の慢性疾患です。
腸に炎症がおこると、下痢や腹痛、血便、発熱などの症状がみられます。
おもに、潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis:UC)とクローン病(Crohn’s disease:CD)の2つの病気を指していて、おもに10~30歳代の若年者に発症し、病気は再燃(=悪化)と緩解(=落ち着くこと)を繰り返す慢性の経過をたどります。一生治らないとされ、国指定の難病(特定疾患)に指定されているもの。
IBDについて、詳しくはこちらをどうぞ。


福島県だけでも、潰瘍性大腸炎の患者さんは2,331人、
クローン病はというと、437人(2013年のデータ)。
有名人でいうと、潰瘍性大腸炎は安倍総理が有名なところで、若槻千夏さんもだとか。
クローン病は、山田まりあさんやアイゼンハワー大統領など。
ご存知の通り、安倍総理は潰瘍性大腸炎の悪化で、一度総理をやめましたしね…

副作用も多いが、炎症を抑えるのに「ステロイド」は現代医学にとって切り札的お薬。
このお薬のおかげで、キツい体調の時にずいぶん助けられました。
ですが人によって様々だと思いますが、ここで紹介されただけじゃないと思います
僕は顔がむくんでパンパンだったし(ムーンフェイス)、そして神経が興奮するのか、寝つけずに1~2時間くらいしか眠れなくなるので、とってもハードなお薬…
(たけ個人的な感想です)

感じたのは、病気に悩む「患者さん本人」と「ドクター」だけではなくて、ご家族や栄養士、食や調理に詳しい専門家、良い生活習慣の専門家さんなどと連携をとり、学ぶことが、治るためには大切なヒントになるのではないかと。
今回のように、患者さん同士ともつながりができることで、それぞれの経験や生活の工夫を共有したり、痛みや苦しみの気持ちは分かり合えますから、治癒に向けて勇気が湧くと思うんです。
そして何より、自分が主治医。
でも、これについて僕の~変わった人~の考えなのでご容赦くださいね、
あまり病気に詳しくなりすぎると、病気が脳や心を常に支配し、かえって病気が治らなくなることもあるので気をつけて欲しいと思います

薬などはあくまで小さな助け。どうか、今日会場に来ていた患者さんたちに、病気の「根っこ」から改善する光が見えて、体調が少しでも良くなってほしいなと。
人生は素晴らしい!どんなに厳しい冬だとしても、からなず春は来るから。
会場で、友達つくりのための「メッセージカード」は渡す機会はありませんでした~
このブログを見つけてくれた方、気軽にメッセージくださいね。